マウスピース矯正治療の
適応について
インビザラインは基本的にお口の中が健康な方であればほぼすべての方に年齢制限なしで治療が受けられます。
ただしお子様用のマウスピース矯正(インビザラインファースト)は歯牙条件として「側方歯(真ん中から数えて2番目の歯)の2本が3分の2以上萌出していること」「少なくとも3/4顎に乳歯(CDE)または未萌出の永久歯(345)を2歯以上有していること」となっています。
ここではインビザラインでの矯正治療が適応外となる不正咬合、適応外だった場合の対処法、インビザラインが難しい方についてお話しします。
インビザラインでの矯正治療が
適応外となる不正咬合
- 骨格性の不正咬合
- 埋伏歯の牽引が必要な不正咬合
- 重度の歯周病を認める不正咬合
インビザラインでの治療が
困難な場合の対処法
- 補助的なワイヤーの併用
- 歯科矯正用アンカースクリューの併用
- 前準備としての拡大装置等の併用
インビザラインが難しい方
- 装着時間を守ることが難しい方
- 定期的な交換時期の管理が難しい方
インビザライン矯正は正確な診断のもと適応を選ぶことでメリットも多く快適に治療を進めることができる装置です。
インビザライン単独では難しくても適切な補助装置を期間限定で組み込むことで治療が可能になることが多く患者様のご希望に添えることができると考えております。インビザラインでできるかどうかお悩みの方は是非一度ご相談ください。