裏側矯正とは
歯の裏側に矯正装置(ブラケット)をつけて行うワイヤー矯正の1つです。矯正装置を歯の裏側につけるので周りに気付かれずに治療ができます。
現在では、以前に比べて矯正装置自体の改良が進み、装着後の違和感や発音のしにくさも軽減されています。
このような方は
裏側矯正がおすすめ
- 人前に出るお仕事の方
- 成人式やご結婚式、就職活動など
大切なイベントを控えている方
裏側矯正の
メリット・デメリット
メリット
- 周りの方に気付かれずに矯正治療を行うことができる
- 舌の癖の防止につながるため、矯正治療後の後戻りのリスクが減る
- 食後の見た目を気にする必要がない
- 前歯が引っ込みやすくなる
デメリット
- 他の矯正装置に比べて費用が割高になる
- 歯磨きがしにくい
- 滑舌に影響が出る場合がある
- 嚙み合わせが深いと装置が付かないので、一時的に奥歯のかみ合わせを変える必要がある
- 表側矯正よりも装置が外れやすい
裏側矯正の適用について
基本的にお口の中が健康な方であれば年齢制限もございません。
裏側矯正の適用できるケース
- 軽度~中等度のガタガタの改善
- Eライン(口元)の突出の改善
- 抜歯症例
裏側矯正の適用できないケース
- 極度な過蓋咬合
- 重度の受け口
- 発音に不安のある方
裏側矯正の治療期間
部分矯正
動的治療期間:半年~1年
保定期間:おおむね1年
全体矯正
動的治療期間:2年~3年
保定期間:おおむね2年
表側矯正治療の流れ
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カウンセリング
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検査
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診断
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治療開始
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保定
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メインテナンス
裏側矯正で
よくあるご質問
Q. 裏側に装置をつけると、
話しづらくなりますか?
装置を付けてすぐの時期は違和感を覚える方が多いです。
特にサ行、タ行、ラ行はいつものようには発音できないとおっしゃる方がいらっしゃいます。
ただし1週間~1ヶ月もすると、ほとんどの方は装置に慣れて話しにくさの問題は解決していきます。
Q. 裏側に装置をつけると、
舌にブラケットがあたって痛くないですか?
以前に比べ薄く違和感の少ないブラケットを使用しておりますが、慣れるまでは口内炎や痛みを感じる方もいらっしゃいます。